読書恐怖症 克服ブログ −1年で100冊の本を読む−

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読書恐怖症の症状と改善方法とは?

      2015/03/04

強迫性障害コラム 

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同じ行を何度も繰り返し読んでしまいませんか

読書恐怖症をご存知でしょうか?読書恐怖症は、強迫性障害の症状のひとつです。具体的には以下のような症状が表れます。

  • 同じ行を何度も繰り返し読んでしまう
  • 前のページに戻ってしまう
  • 一字一句読めていないと気がすまない
  • 句読点や濁(だく)点が気になる
  • ページ番号などを一々確認してしまう
  • カバーの裏側を確認してしまう
  • 内容が頭に入ってこない

などなど色々ありますが、簡単にまとめると本を完璧に読めていないと気がすまないという病気です。

「1行も飛ばさずにちゃんと読めていただろうか?」ということが気になって仕方がないのです。絶対に読み飛ばしていないと頭で分かっていても「もう一度同じ行を読まないと気がすまない」というのが読書恐怖症のつらいところです。本人にとっても、繰り返し同じ行を読んでしまうことは不条理な行為だと分かっているのです。

本を読むこと自体が疲れてしまうため、次第に本から離れることになってしまいます。

意外にも、本ではない媒体であれば割と文章が読めてしまいます。例えばインターネット上のブログや掲示板などの文章がその一例です。本は読めないのに、インターネット上の文章は読めるという方は意外に多いのです。

読書恐怖症は何事も順序立てて完璧にこなそうとする人がなりやすいと言われています。強迫性障害で言えば、不完全恐怖確認強迫の一種と言えるでしょう。本だけではなく、書類や郵便物のあて先、メールに書いた内容に誤りが無いかを過剰に心配して何度も確認してしまうのも読書恐怖症に似ています。

強迫性障害は多くの場合、一人に複数の症状が表れます。読書恐怖症の方の中には、何度も手を洗わないと気がすまなかったり、鍵の開け閉めを何度も確認してしまったりする方もいます。

恐怖症という名前が付いていますが、決して本にさわると体がガクガク震えてきたりするわけではありません。恐怖症という名称が少し大げさな気もしますね。

しかし、症状がひどくなると、本を開いただけで「本を読まなくてはいけない」というプレッシャーが襲いかかり、動悸がしてくる場合もあります。これはパニック障害と呼ばれるものです。私は一度これに苦しめられたことがあります。住環境のストレスも原因でしたが、無理に読書しようと思わないことが第一です。

読書恐怖症を治すことはできるのか?

まず結論から言えば、読書恐怖症は治すことが出来ます。

少なくても私の経験上、改善することは出来ます。

以前、強迫性障害に関する書物を読んでいると、読書恐怖症が完治したという事例を見つけました。10年以上読書恐怖症に悩んでいる私には、にわかには信じられませんでしたが、症状を改善することができるというのは事実です。

症状が重いときの私は、本を読む気力もなく、たとえ読み始めても1日10ページ進めるのがやっとでした。月に1冊読めたらいいほうで、次第に本を開くことも嫌になり、特に高校時代の3年間は読んだ本の数が0冊だったと記憶しています。

その私が今では年間100冊以上の本を読んでいますので、人生は本当にどうなるか分からないものです。

私は3年ほど前から、読んだ本のタイトルと読み終わった日付を全てメモ帳にまとめているのですが、多いときには月に15冊以上は読んでいます。仕事が忙しい時期でも大体10冊前後のペースは保っています。読んでいるのは主に200ページ以上あるビジネス書ばかりです。漫画や絵本、童話なども好きなので、そういった本もたまには読むのですが、それらはカウントに含めずに、大体それくらいの量は読めるようになっています。

これは私の本棚の写真です(蔵書の一部です)。

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この本棚にあるのは大体400冊~450冊くらいです。全ての本を含めると大体700冊~800冊ほどはあるかと思います。最近はオーディオブックも活用していますので、以前より効率的に冊数をこなせるようになりました。

1年で100冊以上という数字は、読書恐怖症でない方にとってもかなり多い部類ではないかと思います。実際本を年間100冊以上読む人は100人に1人くらいの割合ですので、読書恐怖症でこれくらいの量を読んでいるのは珍しいのではないでしょうか。

個人的に読書恐怖症を患いながら年間10冊以上読めたら多いほうではないかと思っています。

月に15冊というのは2日に1冊のペースであり、読書恐怖症の方には信じられないかもしれません。しかし、強迫性障害の治療法を知り、ちゃんと実践していけば読書恐怖症は改善します。

私は未だに読書恐怖症の完治には至っておりませんが、以前よりも格段に速く読めるようになっています。数をこなしてコツを掴むことで確実に繰り返し行為は少なくなっていきます。ある程度読む速度が付いてくると、今まで同じ行を繰り返し読んでいたのが馬鹿らしく思えてしまうほどです。

読書恐怖症を改善する具体的な方法

一番手っ取り早く症状を改善する方法は、大量に本を買って適当に読むことです。細かい方法論は色々ありますが、まとめるとそういうことになります。これ以上に読書恐怖症を克服する方法を私は知りません。いわゆる認知行動療法と言われるものです。

読書恐怖症の方は概して本1冊1冊を大事に扱いすぎています。その1冊1冊を大事に扱うあまり、内容を完璧に理解しなければ気がすまなくなり、結果として内容が頭に入らないという矛盾に陥ってしまうのです。

つまり本を大量に購入する目的は、1冊1冊の価値を下げることによって、大事に扱わなくても良いという心の持ち方を獲得することにあります。

本を読んでいるときに湧いてくる「繰り返し読みたい」という衝動は無視しなければなりません。繰り返して読まなければ一時的に不快感に襲われますが、放っておけばその不快感は次第に無くなります。それを体験することが大事です。不快感は自分が生み出したまがい物にすぎません。

本を読むことが目的ではない

そもそも本を読むことが目的になってはいないでしょうか。本を読むのは手段であって、学ぶことや楽しむことが目的のはずです。

本自体の価値よりも、学ぶことや楽しむことにこそ価値があります。ですので、本を読むのがつらいのであれば、本を読まないという選択肢もあるわけです。

私はどうしても勉強をしたいので克服という道を選びましたが、本を読まなければ生きていけないということはありません。

勉強の仕方や人生の楽しみ方は色々あります。無理に読書恐怖症を克服する必要はないのではないでしょうか。

最近私はそういう風に考えています。

強迫性障害コラム

      2015/03/04

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